「開かずの踏切」 中３女子 死亡 大阪府

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「開かずの踏切」で…頑張り屋の中３女子？死亡


　２１日午前８時４０分頃、大阪府茨木市蔵垣内、ＪＲ東海道線の茨木―千里丘駅間にある蔵垣内一踏切（警報機、遮断機付き）で、若い女性が米原発姫路行き快速電車にはねられ死亡した。
　乗客約４００人にけがはなかった。ＪＲ西日本によると、電車が踏切を通過する直前、制服姿の女性が遮断機をくぐって踏切内に入るのを運転士（２８）が気づき、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。同踏切は「開かずの踏切」として知られ、１時間のうち４０分以上も遮断機が下りたままのこともあるという。
　府警茨木署などによると、死亡したのは摂津市立中学３年の女子生徒（１４）とみられ、身元確認を急いでいる。踏切手前に生徒のものとみられる自転車が置いてあった。
　この事故の影響で同線などで計５０本が運休、４９本が最大約１時間３０分遅れ、約４万２０００人に影響した。
　同中学によると、女子生徒は吹奏楽部に所属。マーチングバンドのリーダーで、この日は練習のため午前８時３０分に学校に集まることになっていた。校長は「まだ本人と確認できたわけではないが、勉強にも部活動にも前向きに取り組むしっかりした生徒。一体何があったのか……」と困惑した様子で話した。

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